20~40代の半数以上が「防犯対策できていない」 – 50代は?

クロス・マーケティングは、「防犯に関する調査」の結果を4月27日に発表した。調査は4月3日~11日の期間、20~79歳の男女「持ち家一戸建て居住者」を対象にインターネットにて実施したもの。

クロス・マーケティングは、「防犯に関する調査」の結果を4月27日に発表した。調査は4月3日~11日の期間、20~79歳の男女「持ち家一戸建て居住者」を対象にインターネットにて実施したもの。

「自宅の防犯対策ができているか」という質問に対し、「しっかり+どちらかといえば」を合わせて、全体の約5割が「できている」と回答。年代別に見てみると、「できている」と回答したのは「70代」(71%)が最も多く、次いで「60代」(59%)、「50代」(53%)と続いた。一方で、「30~40代」は40%台にとどまる結果に。

「自宅の防犯対策ができていない理由」について尋ねると、1位「お金がかかる」(29%)、2位「何をすればいいかわからない」(27%)、3位「面倒」(23%)という結果だった。

年代別に見ると、40代は「お金がかかる」(35%)が最も多く、ほか約3割の30~40代が「何をすればいいかわからない」、60代は「面倒」(30%)との回答がトップだった。また、「自宅周辺は治安がよく安心」という回答は、年代が上がるほど高まっている傾向が見られた。

「自宅で行っている防犯対策」について尋ねると、「モニター付きインターフォンの設置」(49%) が最も多く、次いで「玄関の鍵はツーロック」(42%)、「屋外の防犯センサーライトの設置」(26%) と続いた。

防犯対策にかけられる金額に対して、全体の平均は「14,142円」だった。年代別では、60~70代が「約18,000円」と回答する一方、20~30代は「10,900円以下」と判明。

早期に行いたい防犯対策について尋ねたところ、「カメラ付きインターフォンの設置」「屋外の防犯カメラの設置・増設」「センサーライトの設置・増設」「鍵の変更・強化」などのコメントが寄せられた。