間違った使い方してない? フッ素樹脂加工のフライパンでNGな行為とは

焦げ付きにくく、使い勝手がよいフッ素樹脂加工のフライパン。
比較的安価で手に入るものもあるため、愛用している人は多いでしょう。
フッ素樹脂加工のフライパンを使用している中で、こんな悩みを感じたことはありませんか。
「表面の加工がすぐにはがれてしまう…」
長く使っていれば、劣化するのは仕方がないこと。ただ、できるだけ長持ちさせたいですよね。
ライオン株式会社が運営するInstagramアカウントの『Lidea』では、フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる5つのポイントを紹介していました。
みなさんはフッ素樹脂加工のフライパンを空焚きしたり、熱いまま水につけたりしていませんか。
実はこの行為、鉄製フライパンの使い方で、フッ素樹脂加工のフライパンでやるのはNG…!
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる、正しい使い方は以下の通りです。
1. 空焚きは厳禁。調理は中火から弱火で行う。
2. 金属のヘラなどは使わない。
3. 使用直後、熱いうちに水をかけない。
4. 料理を入れっぱなしにしない。
5. 食器用洗剤とスポンジで洗う。
フッ素樹脂加工は、耐熱温度が約250~270℃のため、それ以上になると一気に劣化するのだとか。そのため、空焚きは厳禁。強火での調理も寿命を縮めてしまう可能性があるようです。
急激な温度変化によって膨張・縮小し、フッ素樹脂加工がはがれやすくなってしまうため、アツアツのフライパンに水をかけるのも控えたほうがいいでしょう。どうしても急いで洗いたい場合は、お湯を使えばOK。
なお、表面は傷が付きやすいので、木製やシリコンの調理器具を使用するのがオススメだといいます。
また、料理を1日中入れっぱなしにするのもよくない行為。表面の小さな穴から水分や食材のカスが入り込み、フッ素樹脂加工がはがれやすくなるそうですよ。
手入れの方法は簡単で、食器用洗剤と柔らかいスポンジで手早く優しく洗うだけ。油汚れは固まる前に拭き取れば洗剤も力も最小限で済みます。
洗い方に関しては、すでにやっている人のほうが多そうですね!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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もうすでに「気を付けて使っていた」という人もいれば、「NGだと知らずにやっていた…」と驚いた人もいるかもしれません。
フッ素樹脂加工のフライパンをできるだけ長く大事に使いたいという人は、気にかけてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]