4月として記録的な大雨も 雨が止んでも強風や川の増水に注意 …の画像はこちら >>
4月最終日のきょう30日(日)は、全国的に雨で午前ほど本降りに。午後は西から止んできますが、4月としては記録的な大雨の所も。川の増水などに注意。また、北日本中心に風が強く、黄砂が飛来する予想。車や洗濯物などご注意下さい。
4月としては記録的な大雨の所も 午後は止んでも川の増水などに注意
日本海には低気圧があり、低気圧から延びる前線が本州付近を通過中です。西日本の雨は、昼前から次第に止んできました。午後は東日本や北日本の雨も次第に止む見込みです。ただ、関東は千葉県など東部を中心に夕方まで、雨の降る所があるでしょう。雨が止んでも油断禁物です。南西諸島では未明に活発な雨雲がかかり、沖縄県与那国島では1時間に51.0ミリの非常に激しい滝のような雨が降りました。また、4月としては記録的な大雨となっている所も。1時間降水量日最大値は、長野県諏訪市と和歌山県和歌山市の友ヶ島灯台でともに22.0ミリと4月1位の値を更新(9時40分まで)。3時間降水量日最大値は、愛媛県八幡浜市で51.5ミリと4月1位の値を更新しました(9時40分まで)。雨が止んだあと、数時間たってから川が急に増水する事があります。外のレジャーは、無理のないよう十分に注意して下さい。
北日本中心に強風注意 黄砂飛来予想も
北海道や東北など、北日本では、雨が止んだ後も夕方にかけて強風に注意が必要です。青森県の津軽と三八上北の陸上では、最大瞬間風速30メートルの予想です。これは、看板が飛んだり、何かにつかまっていないと立っていられないような非常に強い風です。また、北海道や東北北部には黄砂が飛来する予想です。黄砂は車が汚れたり、アレルギーの方は症状が悪化する事があるため注意が必要です。
黄砂の健康への影響を予防するには
黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。