「なんでも貸します」近藤産興に戻ってきたのは…ワクチン冷凍用のバッテリーやパーティション 検温器も 次の出番は? 新型コロナ“5類引き下げ”を前に

コロナ禍で貸し出していた、感染拡大防止対策品は、今どうなっているのでしょうか。1日、名古屋市南区の「なんでも貸します」でお馴染みの近藤産興に伺いました。
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(近藤産興 近藤達夫取締役)「こういうものですよね。顔を映すカメラ付きの検温器」
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コロナ禍に新たに仕入れた「検温器」。新型コロナワクチンの大規模接種会場で使うためイス、テーブルなども合わせ大量受注がありました。
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近藤産興では世のイベントがなくなり、売り上げが一時最大で9割激減したものの、コロナ対策に関連する商品が窮地を救ってくれたとのこと。2021年にはコロナ禍前のおよそ8割まで売り上げが回復しました。しかし、対策が緩和されていく中、少し困ったことが…。
(近藤産興 近藤達夫取締役)「貸していた物が戻ってきて」ワクチンを低温で保存するための冷凍庫の「予備電源」として貸し出していたというバッテリーです。今は新たな需要がない状態で、次の貸出までスタンバイ。
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(近藤産興 近藤達夫取締役)「イベントなどでは、バックアップ電源だとか、電源の取れない所でどこかで使えるだろうと」
貸し出し先から大量に返ってきたものは他にも。(近藤産興 近藤達夫取締役)「パーティションです」
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大規模接種会場なとで使われていた「パーティション」です。(近藤産興近藤達夫取締役)「実際これで処分した状態。返ってきたらこれを『どこに置くんだ』と話をしてたくらい」置き場所に困るほど返ってきました。倉庫に収められるよう、およそ3分の1を処分したといいます。
しかし、新型コロナが5類に移行するにあたって、祭りやイベントが以前のように開催されるだろうと期待しています。(近藤産興 近藤達夫取締役)「水のミストを出して、涼しい風を送る商品、これから出るだろうと…」これから暑くなると需要が高まると予想される、冷たいミストがでる扇風機。出番を待っています。
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これまで苦しんできた分、“5類引き下げ”を前に、「何でも貸します」と声高らかに宣言する近藤産興でした。