ゴールデンウィークは“去年と違う”光景 伊勢神宮は土日で約5万人 飛騨高山にも外国人観光客 中部空港の出入国者数は約10倍に 愛知・岐阜・三重のGW

29日から始まった今年のゴールデンウィーク。東海地方でも観光地を中心に、コロナ禍の去年までのゴールデンウィークとは違った光景が広がっています。30日、名古屋市港区の名古屋港水族館には多くの家族連れの姿がありました。
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名古屋港水族館は、2020年のゴールデンウィークは緊急事態宣言も出たことで臨時閉館に。おととしと去年は事前予約制で、人数制限をしていましたが、ことしは制限なしで入館可能となりました。5月7日までは通常の営業時間より延長して、午後8時までの営業です。また、午後5時以降に入館する場合は通常、大人(高校生以上)2030円のチケットが1620円になるなど2割ほど安くなっています。
一方、29日の岐阜県高山市です。「古い町並」はたくさんの観光客で賑わいました。
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外国人観光客の姿も目立ち、マスクを外して地元グルメの食べ歩きなどを楽しんでいました。
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そして、こちらも人気の観光地!29日の三重県の伊勢神宮です。(神戸から訪れた夫婦)「神聖な感じがして、来てみたかった」(大阪、京都、三重から訪れた女性3人)Q.久しぶりに集まった? 「3年ぶりくらい」「人が多いなという感じ」
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神宮近くのおはらい町は大賑わい!!かつての景色に戻ったような印象です。地元からも歓迎の声が…(郷土玩具店店主)「(人出は)戻ってくると思うので期待する」(観光業の男性)「コロナ禍では出だしとしては、(人出は)すごく多いという印象。なかなか厳しい時間を過ごしてきたので、『ことしこそは!』とかなり気合いが入っている」

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伊勢神宮を訪れた人は29日、30日の2日間で内宮・外宮合わせておよそ5万人だったということです。伊勢神宮関係者は「コロナ禍前の状況に戻ってきたような感じがしています」と話しました。
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30日の中部空港では、国際線のチェックインカウンターに長い列ができていました。出国のピークで、朝から混雑。水際対策が緩和され、日本への入国時の、ワクチン接種証明書などの提示は不要となっています。
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(韓国に行く人)「知らなくてPCR検査を予約したら、『きょう要りませんよ』、『たぶん大丈夫ですよ』と言われて。だいぶ緩和されて(海外に)行きやすくなった」
これから海外に出かけるという人たちに聞きました。(国際線の利用客)「シンガポールに行く。4年ぶりくらい。食べることとホテル(が楽しみ)」(タイに行く人)「元々タイに(仕事で)行っていたので、その時の上司に会うのが楽しみ。タイのお寺とかムエタイとか、日本ではなかなか見られないものを見られたら」(タイに行く人)「夫がタイに赴任しているので」Q.お父さんに会って何がしたい?(息子さん)「たくさん遊ぶ」
中部空港によりますと、ゴールデンウィーク期間中の出入国者数は、あわせておよそ4万8300人。コロナ禍前の2019年と比べておよそ3割ということですが、去年の同じ時期と比べると、およそ10倍だということです。
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帰国のピークは5月7日の見込みです。中部空港もかつてのゴールデンウィークの光景に戻りつつあるようです。