運命の出会いというのは、いつどこでやってくるか分かりません。
レベッカ・カウリーさんの娘さんのルナちゃんに、まさにそんな特別な出会いが訪れました。
ある日、ルナちゃんは両親と一緒に祖父母の家にやってきました。
すると、庭に知らない犬がいたのです。
その犬は1週間ほど前から庭をうろついていたのだとか。
祖父母が近付こうとすると、犬は怖がって逃げてしまい、捕まえられなかったといいます。
ところが、ルナちゃんが庭に出ると…犬がすぐに彼女に近寄ってきたのです!
ルナちゃんがなでると、犬はしっぽを振って嬉しそう。祖父母のことを怖がっていたとは思えないくらいの人懐っこさを見せます。
しかし、その日レベッカさんたちは、犬をそのままにして、帰宅しなければなりませんでした。
数日後、彼女たちが再び祖父母の家に行くと、犬はまだ庭にいて、やっぱりルナちゃんに駆け寄ってきたのです。
ルナちゃんは「この子を家に連れて帰りたい!」と両親に懇願。レベッカさんたちは犬を保護することに決めます。
ルナちゃんは犬をマジックと名付け、いつも一緒に過ごすようになりました。
獣医の診察の結果、マジックは生後6か月ほどのメスだと分かり、マイクロチップもついていなかったといいます。
ただ、レベッカさんはマジックが誰かの飼い犬でないかどうかを確認するため、動物管理局に連絡し、迷い犬の情報サイトにマジックの情報を投稿。
その結果、飼い主は見つからなかったことから、マジックは正式にルナちゃんの愛犬になったのです!
ルナちゃんとマジックの初対面の動画には、「この子は犬に魔法をかけた」「ルナちゃんはこの犬に選ばれたんだね」「彼女たちはソウルメイトに違いない」など祝福の声が上がっています。
祖父母のことを怖がっていたマジックは、ルナちゃんだけに自分から近付いていきました。
マジックは初めから、ルナちゃんが自分を愛してくれると分かっていたのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]