【危険】子どもを残したまま「車を離れたことがある」は55% – 5月でも熱中症に、JAFが注意喚起

JAFは4月28日、「子どもの車内事故に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2022年12月13日~2023年1月12日、同居に関わらず家族に12歳以下の子どものいる男女246名を対象にインターネットで行われた。

「時間の長さに関わらず、少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがありますか?」と尋ねたところ、54.9%が「ある」と回答。

理由を聞くと、「用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えてすぐに(5分以内)車に戻ることができるため」が最も多く54.8%。次いで「子どもが寝てしまい、起こさないため」(19.3%)、「子どもの希望(降りるのを嫌がるなど)」(12.6%)と続いた。

JAFが実施した「JAFユーザーテスト:5月ならまだ大丈夫?車内での熱中症の危険」の実験結果によると、外気温が23.3℃~24.4℃の過ごしやすい日中でもSUVの車内温度は最高46.5℃にもなり、密閉された車内は思いがけず高温となることがあるとのこと。

今回の調査結果を受けて同社は、「少しくらいだから、ぐっすり寝ているから、という子どものためを思った行動は、逆に危険にさらしかねません。油断せず、お子さんを残してクルマから離れることは絶対にやめましょう」と注意喚起している。