人事担当者が「経験者採用」で特に採りたい年齢層は? – 40代は2.3%

学情は5月1日、「経験者(中途)採用における採用対象」に関する調査の結果を発表した。調査期間は4月7日~21日、調査対象は企業・団体の人事担当者、有効回答は444社。

経験者(中途)採用において、特に採用したい年齢層を聞くと、「20代(26~29歳)」が44.4%と最も多く、「20代(~25歳)」(19.1%)を合わせると6割以上を占めた。この他、「30代」は33.8%、「40代」は2.3%などとなった。

経験者(中途)採用において、対象となる年齢層については、「20代(26~29歳)」が93.0%でトップ。以降、「30代」が83.6%、「20代(~25歳)」が70.0%、「40代」が44.6%、「50代」が16.0%と続いた。

20代を対象にした経験者(中途)採用において、採用対象者に求めることを尋ねると、「社会人経験は求めたいが、業界/職種の経験は問わない」が55.3%、「社会人経験を問わない」が15.2%となり、「業界/職種の経験は問わない」と答えた企業が7割を超えた。同調査では「20代を対象にした採用では、経験者(中途)採用においても、経験よりもポテンシャルが重視されていると言える」と分析している。