玉川徹氏、大型連休中に時短営業や終日休業の店舗が増えている「吉野家」の人手不足問題に「企業が知恵で乗り切ったら解決方法が国際標準になっていきます」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、大手牛丼チェーン「吉野家」が従業員の深刻な人手不足から、夕食の時間帯を待たず午後4時に閉店する店舗や、大型連休中に一時休業する店舗が相次いでいることを報じた。
番組では東京・目黒駅前店が2日に通常の午後11時より7時間早い午後4時に閉店したことを紹介。さらに同店は3日から7日までの大型連休中は終日休業するということや、同社のHPで確認すると都内だけで大型連休中の一時休業は16店舗あったことを伝えた。番組は時短営業、一時休業について吉野家の広報を取材し「春はパートアルバイトの入れ替わりの時期であり、毎年人手が充足しているとは言えない状態となります」と説明した。
さらにスタジオでは吉野家が大型連休中に都内193店舗中、47店舗が時短や一時休業となることを伝え、同社広報が大型連休中の前後は「パートやアルバイトから長期休暇やシフト変更の依頼が多く人員確保できなかったことが一因」と説明したことを紹介した。
コメンテーターで同局の玉川徹氏は、吉野家について「学生のころに徹夜明けで食べる吉牛。あれほどうまいものはなかった」とし「1か月に1回ぐらい、どーしても食べたくなる」と味を絶賛した。
その上で人手不足の問題に「今までは雇用のミスマッチっていう部分がすごく大きかった。働きたい人とそこで欲しい人がなかなかあわない」とし「だけど、これだけ人手不足が恒常化しているということは働く人が減っているということです。世界で、もしかすると少子高齢化が一番進んでいるのは日本だから。真っ先に課題に直面している。これを企業が知恵で乗り切ったら国際標準になっていきますよ、解決方法が」とコメントしていた。