作業員2人が死傷…工事中のリニア中央新幹線のトンネルで起きた崩落事故 施工会社の作業主任ら2人書類送検

2021年、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で起きた、作業員2人が死傷した崩落事故で、作業主任ら2人が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。

関係者によりますと、書類送検されたのは、東京に本社を置く施工会社「村崎建設」の作業主任(50)と現場責任者の男性(53)です。

2021年10月に起きた事故では、発破作業後に「瀬戸トンネル」の一部が崩落し、当時44歳の男性作業員が死亡、現場責任者の男性(53)が大ケガをしていて、作業主任らは崩落の危険性があるのに現場に立ち入るのを止めなかったなどの疑いが持たれています。

恵那労働基準監督署も、法人としての村崎建設と現場代理人の男性(50代)を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しています。

※画像はJR東海提供