「ツッコミ」は日本独自の文化とも言われている。漫才やお笑いの舞台に限った話でなく、日常生活の中でついツッコミを入れてしまった経験は誰しも一度はあるだろう。
以前ツイッター上では、とある場所で遭遇した予想外すぎる「6文字」に対し、「こっちの台詞だわ」というツッコミが多数寄せられていたのだ。
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まず注目したいのは、北欧のビンテージ食器や雑貨を買い付けて販売するオンラインショップを運営しているfukuyaさんが投稿した1件のツイート。
「こっちのセリフや。なんでスウェーデンにあんねん」と、お手本のような軽快なツッコミが綴られた投稿には画像が1点添えられており、スウェーデンの雑貨店内で撮影された写真と思われる。
かわいらしいティーポットやティーカップなど、まさに目移りしてしまう魅力的な食器がズラリと並んだ店頭写真。しかしその中に1つ、異彩を放っている商品が…。
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なんと、写真の中には「なんでやねん」の6文字が記された黒い湯呑みが陳列されていたのだった。
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「なんでやねん」と言えば、まさにツッコミにおける「基本の基」であり、日本のお笑い文化を象徴するかのような存在である。そのため日本人にとっては非常に馴染み深いフレーズなのだが…まさか遠く離れたスウェーデンの地でお目にかかれるとは、誰も思うまい。
前出の「こっちの台詞だわ」と、湯呑みにツッコミを入れたくなってしまうツイートは、投稿から数日で2万件近くものRTを記録するほど大きな話題に。
他のツイッターユーザーからは「たったこれだけでこんな爆発力を持つ関西弁は、やはりスゴい」「遠く離れた外国で発見したら、運命を感じて買ってしまいそう」「まさに、なんでやねん」などなど、驚きの声が多数寄せられていたのだった。
ツイート投稿主・fukuyaさんは当時の様子について、「こちらはスウェーデンのリサイクルショップで発見しました。住民が不用品を無料で提供し、売り上げは寄付に使われる慈善事業のもので、こうしたリサイクルショップはスウェーデンには数多くあります」と振り返る。
今回発見した湯呑みに関しては、現地の人が日本に旅行した際、お土産に購入したものが出品されたのでは…と、推測していた。ちなみにfukuyaさんは「関西弁ネイティブ」であるため、件の湯呑みを発見した際は思わず口から「なんでやねん」が飛び出したそう。
日本が誇る「なんでやねん」が世界に羽ばたく日は、そう遠くないかもしれない。
こっちのセリフや。なんでスウェーデンにあんねん。 pic.twitter.com/7BhrCB8Zqy
fukuya北欧ヴィンテージ食器&雑貨 (@Fukuya_20CMD) April 7, 2023