人口減少進む山古志で”デジタル村民”が熱演 ジャズと和太鼓がコラボ 観客「また来たい」【長岡市】

長岡市山古志地区で5日、ジャズと和太鼓がコラボレーションするイベントが開かれました。電子住民票を持つ地域外の人「デジタル村民」も演奏し、人口減少が進む山古志を盛り上げました。

長岡市の旧山古志村は人口が780人まで減っています。

地元の団体はおととし、活性化に向け、電子住民票の意味合いを含むデジタルアートを発行。これを購入した地域外の人を「デジタル村民」と呼び、様々な交流を進めています。

【デジタル村民 八木裕之さん】
「町中にも近いけど、秘境感を味わえるし、謎の文化が残っている。来るたびに『面白いな』と思っている」

5月5日開かれた2回目の山古志ジャズ。

埼玉県に住むサックスプレーヤーでデジタル村民の八木裕之さんが県内の演奏者とセッション。さらに…。

【和太鼓奏者 坂牧颯人さん】
「リアル村民にも注目してほしいということで、きょう参加させていただきます」

山古志に住む和太鼓奏者、坂牧颯人さんも太鼓芸能集団・鼓童で培った技を披露。

イベントの最後には全員で演奏し会場を盛り上げました。

【観客】
「すごく楽しくて盛り上がって最高でした。山古志、また来たいです」

このイベントは今後も続けられる見通しです。