〈J1アルビ〉連敗3でストップも… 柏とスコアレスドロー「勝ちきれなかった悔しさ大きい」【新潟】

サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は5月7日、ホームで柏レイソルと対戦しました。

リーグ戦3連敗中の悪い流れを断ち切りたいアルビは、ワントップにケガから復帰した鈴木を起用するなど、前節からスタメンを9人入れ替え、柏を迎え撃ちました。

前半8分、前線で星がパスカットし、最後は三戸がシュートを放ちますが、これは相手キーパーの好セーブに阻まれます。

その3分後、伊藤のコーナーキックに鈴木が反応。こぼれ球を押し込み、先制点かと思われましたが、これはオフサイドの判定でノーゴール。

この試合、Jリーグの手配ミスでVARも実施されず…

【鈴木孝司 選手】
「ヘディングしたときに、明らかに相手の手に当たっていたので、『オフサイドは分かったから、それだったらハンドじゃないか』と言った」

それでも切り替え、攻撃の手を緩めません。

前半15分には、三戸のクロスから小見。さらに前半28分にも、高からのスルーパスに再び小見がシュートを放ちますが、ボールは枠の外へ。

得点を奪えず、試合を折り返します。

後半は柏に攻められる場面が増え、32分には、キーパーとの1対1に持ち込まれますが、ここはGK阿部が冷静に対応します。

4試合ぶりの勝利へ、最後まで諦めないアルビはその直後、高木のクロスに鈴木がヘディングシュート。後半42分には、千葉の縦パスを高木・三戸とつなぎ、最後は堀米。

アルビは今シーズン最多の13本のシュートを打ちましたが、相手ゴールをこじ開けることができず…

スコアレスドローに終わりましたが、連敗は3でストップです。

【堀米悠斗 選手】
「内容的には、勝ち点3を取らなければいけない試合だったので、連敗が止まったというよりは、勝ちきれなかった悔しさがすごく大きい」

【三戸舜介 選手】
「決められるシーンは多くあったので、次はそこをしっかり決めて、勝ち点3を取りたい」

引き分けたアルビは、勝ち点13で13位となっています。

次の試合は5月14日(土)、ホームで現在2位の横浜F・マリノスと対戦します。