丸の内で「トウキョウ・フラワー・カーペット」開催 – 世界発”ポケモン”をテーマにした花歌舞伎も注目

花絵文化協会は5月20日~22日、「TOKYO FLOWER CARPET 2023(トウキョウ・フラワー・カーペット2023)」を東京丸の内の行幸通りにて開催する。

開催するのは、”東京を花絵の都”として新たな景色を創出し、様々な人々と感動を共有できる、世界に誇れる文化を育てることを目的としている。

期間中、世界各地で作品を創り続ける花絵師の藤川靖彦氏が生み出した、花で描く浮世絵”花歌舞伎”を7万本のバラで4作品にわたり創作。行幸通りが、バラの花の絨毯で敷きつめられる。

原画のデザインは、伝統的な浮世絵作品に現代のテイストを融合させたもので、世界初となる新しいスタイルの”花歌舞伎”作品を披露。

メインとなる作品は、ポケモンとコラボレーションした「ぽけもんのすずみ」。江戸時代を代表する浮世絵師・歌川国芳作の「猫のすずみ」を題材に、現代の浮世絵師・塩崎顕氏がポケモンたちをテーマに「ぽけもんのすずみ」を描き下ろした。

世界初作品となる、約90平方メートルの浮世絵版ポケモンの花絵が登場となる。

また、東京都特別支援学校の生徒たちが描いたデザイン10作品を花絵で再現する「KIDS FLOWER GARDEN」も同時開催。10作品は、昨年開催された「TOKYO FLOWER CARPET 2022」で使用した花材を再資源化し制作した「お花のスケッチブック」に描かれた約100作品の中から選ばれたもので、当日は生徒たちも花絵制作に参加する。

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