“罰金”で部下の看護師から約1360万円を脅し取った恐喝罪 精神科病院 元事務部長は起訴内容認める 元看護部長は争う姿勢 名古屋地裁

部下の看護師の女性から現金1300万円あまりを脅し取った罪に問われた元上司2人の初公判。女は起訴内容を認め、男側は争う姿勢を示しました。
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起訴状などによりますと、名古屋市中村区の精神科病院に勤務していた元事務部長の小河ひとみ被告(62)と元看護部長の白石洋二被告(56)は、2019年11月から2021年12月にかけて、部下で当時55歳の看護師の女性に仕事上のミスの罰金として、現金1360万円余りを脅し取った恐喝の罪に問われています。
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9日に名古屋地方裁判所で開かれた初公判で小河被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。一方、白石被告の弁護側は恐喝罪が成立するか争う姿勢を示しました。
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その後、検察側は退職金の前借りをし、職場を辞めたくないと考えた被害者に対し、小河被告が罰金を払わないと懲戒解雇になると思い込ませたと指摘、小河被告に懲役4年を求刑しました。