“醤油ボトル舐め”の当事者と保護者が謝罪も…スシロー側「刑事・民事の両面から厳正に対処」警察に被害届

回転寿司チェーン「スシロー」の店舗で、醤油のボトルを舐めるといった迷惑動画が大炎上している問題で、運営会社が警察に被害届を提出していたことが分かりました。

テーブル上の醤油ボトルの注ぎ口を舐め、ベロベロと舐め回した湯呑みを元の場所に戻す少年。回転寿司チェーン「スシロー」の店内で撮影された動画です。

岐阜県内の高校に通う少年によるとみられるこの迷惑行為は、SNS上で大炎上し、波紋を呼んでいました。

スシローの運営会社は2月1日、調査の結果、この動画は岐阜市の「岐阜正木店」で撮影されたものだと発表しました。1月30日の開店前に、すべての湯呑みの洗浄や醤油ボトルの入れ替えなど、対応に追われたといいます。

スシロー側は31日午後、警察への被害届を提出しました。

<スシロー運営会社の広報担当>
「謝罪を受けましたが、当社としましては引き続き刑事・民事の両面から厳正に対処してまいります」

迷惑行為をした当事者とその保護者から直接謝罪を受けたということですが、厳しい対応は崩さない方針です。

スシロー側は、利用客がテーブル備え付けの食器や調味料に不安を感じる場合は、消毒済みのものに交換する対応などを、今後すべての店舗で行うとしています。