千葉県市川市国府台の里見公園で、約700本のバラが満開を迎えた。今年は暖かい日が続き、例年より1週間から10日早いという。赤やオレンジ、黄色などさまざまなバラが楽しめる。13日には「いちかわローズフェア」が開かれる。
噴水を中心とした西洋庭園にフリージア、チャールストン、ブルーリバーなど112種の品種が植えられている。赤やピンク、黄色など同じ色でも濃淡が異なり、バラの多様な表情を観賞できる。見ごろは6月上旬までの見込み。
長女(2)と訪れた近くの主婦、村岡恵実さん(24)は「色とりどりの美しさが好きになり何度も来ている」と話した。
同フェアは新型コロナウイルス禍で2020年から中止や規模縮小での開催が続いたが、今年はほぼ例年並みに開催。バラの苗や季節の草花、新鮮な野菜などが販売され、子ども向けの「フラワーロードトレイン」も運行する。午前9時半~午後3時。雨天の場合は翌14日に順延。