8日、名古屋市南区で、粗大ゴミの回収を口実に高齢男性の家を訪れ、金貨を盗んだとして、25歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、東京都足立区の自称・買い取り業者の男(25)です。
造幣局発行の記念金貨幣を盗んだ男(25)を逮捕「途中でカバン…の画像はこちら >>
警察によりますと、男は8日午後3時ごろ、名古屋市南区の79歳男性の自宅から、「近代通貨制度150周年記念一万円金貨幣」を盗んだ疑いが持たれています。「近代通貨制度150周年記念一万円金貨幣」は2021年に造幣局が発行し、14万5000円で販売されていた記念硬貨です。
男はこの日、「他の家で粗大ゴミを回収していた。トラックの荷台に空きがあり、不用品があれば回収する」として男性宅を訪問。その際、男性は金貨を保管していた神棚を男が触っていたのを確認していました。
男は何も回収せずに立ち去りましたが、その後、男性が金貨が無くなっていることに気付き、警察に通報。駆け付けた警察官が近くを歩いていた男を発見し、男のカバンの中に、金貨が入っているのを確認しました。
CBC
調べに対し男は、「買い取りには行ったが、盗んでいない。金貨は途中でカバンに入っていることに気付いた」などと、容疑を否認しているということです。警察が詳しい経緯を調べています。