岸田文雄首相は1日、衆院予算委に出席し、旧統一教会と自民党地方議員の関係について、4月に行われる統一地方選までに対応を明らかにする考えを示した。
立憲民主党・西村智奈美氏は「自治体議員で旧統一教会との関わりがどれくらいあったか、我々は調査を行った」と述べた上で「しっかりと(自民も)調査を行うべきではないか」と質疑。これに対して、岸田氏は「大事なことは関係を絶つこと。方針を徹底すべく所属の国会議員や全国都道府県連に通知をし徹底を図っているところ」と説明し、「統一地方選挙前に具体化するべく努力をしているということ」との考えを示した。
さらに、旧統一教会との接点が次々と明らかとなっていた細田博之衆院議長について、岸田氏は「今後もご自身の判断で対応されるべきであると申し上げざるを得ない」と話すにとどめた。