「医療DX」の実現に向けて ロート製薬と藤田学園が新会社を設立 電子カルテや処方薬の情報共有で「新しい医療」を

医療現場にもデジタルの波。大手製薬会社「ロート製薬」と「藤田学園」が「医療DX(ディーエックス)」の実現に向け、新会社を設立しました。
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10日、発表されたのは「ロート製薬」と藤田医科大学を運営する「藤田学園」による新たな会社「FirstReal(ファーストリアル)Healthdata(ヘルスデータ)Systems(システムズ)」で、4月28日に設立されました。
CBC
新会社では「医療DX」の実現に向け、藤田医科大学が患者から同意を得た診察や治療に関する電子カルテ、処方する薬の情報などの医療データを医療関連の企業などに提供し、医療の質を高めていくことが狙いです。
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(ロート製薬 山田邦雄会長)「(この事業は)これからの新しい医療の可能性をひらくものと考えております」ロート製薬と藤田学園は、医療データを共有することで今後の臨床研究や開発に大きく貢献できるとしています。