G7関係者に魅力をPR!ドイツ連銀総裁も“芸妓の舞”を鑑賞「日本酒も楽しみ」【新潟市】

5月11日にG7財務大臣・中央銀行総裁会議が開幕します。会議関係者をもてなそうと、新潟市が企画したツアーが10日始まり、ドイツ連邦銀行総裁などが古町芸妓の舞を鑑賞しました。

新潟市中央区の旧齋藤家別邸の前で止まった車から降りてきたのは

【ドイツ連邦銀行 ヨアヒム・ナーゲル総裁】
「お会い出来てうれしいです、ドイツから来ました」

【杉山萌奈アナウンサー】
「旧齋藤家別邸を訪れたのはドイツ連邦銀行総裁です、湊町新潟の繁栄を伝えるこの場所で、どんなことを感じ取るでしょうか」

【ドイツ連邦銀行 ヨアヒム・ナーゲル総裁】
「建物が建ってどのくらい?約100年」

G7財務大臣・中央銀行総裁会議の開催に合わせ、新潟市が企画したツアーは日本庭園を回るコースや温泉でくつろぐコースなど7つのコースが用意され、10日朝の時点で会議関係者37人が予約しています。

【2023年G7サミット推進担当 小野秀之部長】
「団長、総裁は非常に忙しいと聞いていたので、タイトなスケジュールの中、来て頂けて非常にうれしい」

庭園を見たあとナーゲル総裁などは古町芸妓の舞を慣れない正座で鑑賞。

「お座敷遊び」も初体験しました。

見事芸妓に勝利すると…

Q.着物と白塗りはどうだった?
「きれいドイツでは見ません、きれい」

【ドイツ連邦銀行 ヨアヒム・ナーゲル総裁】
「初めて見たが、すばらしく驚いた。ドイツではビールをたくさん飲むことは知っていると思うが日本酒も好き。日本酒を味わうのが楽しみ」

ナーゲル総裁は11日以降もツアーに参加し新潟の食・文化に触れると言います。

【2023年G7サミット推進担当 小野秀之部長】
Q.テロ事件もあって準備は難しさも?
「これまでとは違い制約があり、安心安全を第一に出来る範囲のおもてなしを用意した。いろいろな所で新潟の良さをPRして頂けたら嬉しい」