三重県鈴鹿市のアパートで、46歳の女性が殺害された強盗殺人事件から10日で1週間となり、女性の夫と娘が取材に応じ、胸の内を明かしました。
5月3日午後10時すぎ、鈴鹿市のアパートでは、住人でブラジル国籍のアイハラ・アルメイダ・ロゼリさん(46)が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
首の左側などに、刃物で切り付けられた複数の傷があったほか、所持品が現場から離れた場所で見つかっていて、警察は強盗殺人事件として捜査を続けています。
8日、アイハラさんの夫と2人の娘が取材に応じ、胸の内を明かしました。
アイハラさんの夫(48):
「悲劇で酷すぎることです。幸せに暮らしてほしかった」
次女(22):
「今色んな人が『お父さんが犯人だ。お父さんが殺したんだ』って言っている人がいるんですけど。(警察に)携帯の中も見せたし、服も靴も持っていかれている。こっちとしては警察に協力しているんですよ」
長女(25):
「母親なので結構悲しい。早く解決して、犯人を捕まえてほしいですね」
現場では不審な男や車が目撃されていて、警察は関係者から話を聴くなどして犯人の行方を追っています。