ハルメク 生きかた上手研究所は5月9日、「母の日に関する意識と実態調査」の結果を発表した。調査は3月28日~30日、50~79歳の女性433名(うち、子どもあり370名)を対象にWEBアンケート方式にて行われた。
調査によると、「母の日に何かをしてもらっている」人は69.7%。昨年の母の日にしてもらったことを聞くと、「贈りもの」(84.8%)がダントツのトップに。以下、「LINEやメールのやりとり」(25.4%)、「自宅で食事や会話」(24.0%)、「外食や買い物など一緒に外出」(19.8%)と続き、「贈りもの」の内容としては、「生花」(42.1%)、「お菓子・スイーツ」(40.8%)、「手紙・メッセージカード」(23.3%)が多かった。
次に、今年の母の日にしてほしいことを尋ねたところ、「特になにもしてもらわなくてもいい」(35.9%)が最も多く、次いで「自宅で食事など、一緒に過ごしたい」(29.5%)、「一緒に外出を楽しみたい」(27.6%)と続き、贈り物よりも一緒にできることを望む人が多いよう。
欲しいものとしては、「スポーツウェア」「アイドルのグッズ」など趣味のものや「体重計」「シャワーヘッド」などの生活用品が多く挙った一方で、「一緒の時間」「相談にのって欲しい」など、モノ以外のリクエストも多数。また、「子から“お困りごと”をサポートしてもらえるとしたら何をお願いしたいか」と尋ねると、「スマホの使い方」「自由な時間」「家の手入れ」などの意見が目立った。
一方、昨年の母の日に「何かをした」人は44.8%。実母・義母別に何をしたのかを教えてもらったところ、実母には「贈りもの」だけでなく、「感謝の気持ちを伝えた」「一緒に外食をした」「一緒に過ごした」「電話で話した」など濃密なコミュニケーションをしている様子が伺えたのに対し、義母には「贈りものをおくった」がダントツの88.4%。また、母の日の贈りものにかけた平均金額は、実母が8,402円、義母が5,690円と、差が出る結果となった。