「お客様は神様」もう時代遅れ? 中1男子が61歳男に刺された事件で“カスハラ”が物議

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東京・大田区で中学生が刺され、61歳男が現行犯で逮捕された。犯行に及んだ男が「カスハラ」を行っていたことが話題になり、SNSでは怒りの声が噴出している。
5月10日に起こった同事件だが、加害者の男は被害者の父親の勤務先の店舗を何度も訪れ、父親を指名して接客させ、度々トラブルを起こす“カスハラ客”だったという。
なお刺された男子生徒は命に別条はないと報道されている。
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「カスハラ」とは、カスタマーハラスメントの略で、消費者や客の立場を利用して、企業に対して、理不尽な要求や謝罪を強要することを指す。事件の報道を受けて、ツイッターでは「カスハラ」がトレンド入り。
「お客様は神様の時代はとっくの昔に終わってるわ」「『お客様は神様』などという言葉は社会から一掃されて、忌むべき言葉とされるべき」という意見のほか、「客なんだから優遇しろ! っていう発想がもうわからん」「お客さんと店員は対等な立場」といった怒りのコメントが多数寄せられている。
絶えることのない「カスハラ」に対し、対策や厳罰化を求める声も上がった。「カスハラの事件みるとマジで店員の本名ネームタグにすんのやめようよってなる」といった実体験に基づく対策や、「店側や企業は従業員を守る行動を!」といった雇用主側の意識の変革を求めるコメントも見られた。
また「暴れそうな奴にはすぐ110番」「カスハラに対する法整備強く望むわ」「カスハラの厳罰化はやっぱり必要」と厳罰化を求める声も多く集まっている。