将棋の藤井聡太六冠(20)が前人未踏の全8冠制覇へ一歩前進です。10日に行われた「王座戦」の挑戦者決定トーナメントの初戦に勝ち、ベスト8に進出しました。
将棋 藤井聡太六冠(20) 前人未踏の全8冠制覇へ前進 “ス…の画像はこちら >>
藤井六冠が8冠独占に近づきました。10日、初挑戦を目指す将棋の8大タイトルの1つ「王座戦」の挑戦者決定トーナメントの初戦に臨みました。
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今年度初となった「スーツ対局」。相手は棋士達の間で”ファイター”とも呼ばれる中川大輔八段(54)。駒を置く音の強さにも気合いを感じさせます。
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しかし対局は中盤から藤井六冠がリードを拡大し、87手で勝利、ベスト8進出を決めました。(藤井聡太六冠)「初参加の時にベスト4まで進むことができたが、それ以降は結果が出せていないので、少しでも上に進めるように頑張りたい」
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一方、トーナメント出場者・16人の中で最年長だった中川八段。このことについて聞かれると。(中川大輔八段)「年寄り扱いされているのは、あまり面白くない。本人はまだまだ若いつもりでやっている。8冠阻止を少しでも頑張りたいという気持ちで対戦した」
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現在6つのタイトルを保持する藤井六冠は、挑戦中の名人戦七番勝負で2連勝し、史上2人目・最年少での七冠達成に前進しています。王座挑戦権の獲得まで、あと3勝の藤井六冠。史上初の全8冠制覇へ向けて、次は5月13日から大阪の高槻市で、七冠達成に王手をかけるか注目される名人戦第3局に臨みます。