働くママ55%が「節約の失敗経験」あり- 最多の失敗は、安売り大量買い後の賞味期限切れ

日本テトラパックは、「節約に関する意識調査」の調査結果を発表した。調査は3月13日~15日の期間、首都圏の子どもがいる25~49歳の女性500人を対象に実施したもの。

「ここ1年間で節約を実践したか」という質問に、86.8%が「節約を実践している」と回答。そのうち、節約しているジャンルを尋ねると、「食料品」(82.7%)が最も高く、次いで「電気」(60.8%)、「日用品」(58.8%)と続いた。ほか、「外食」「衣服」「水道」といった意見もあがった。

「具体的な節約方法」の質問に対し、1位が「安売りのときのまとめ買い」(69.9%)、2位「店舗のポイントを活用する」(62.4%)、3位「食品ロスを出さないように使い切る」(62.1%)という結果に。そのほか、「安く売っているお店を探して購入する」「必要なものだけ購入する」という回答も見られた。

節約のために様々な工夫を凝らす一方、55%の人が「逆に失敗した経験がある」と判明。その内容を尋ねると、トップは「大量購入をした物を消費期限切れにしてしまった」(48.4%)で、次いで「安売りのため必要のないものまで購入してしまった」(48.0%)、、「消費期限を考えずに値段で選びダメにしてしまった」(42.5%)と続いた。

また、実践している節約方法でどれぐらい節約ができたかを「確認している」が、37.1%という結果に。

消費生活アドバイザーの和田由貴氏は、安さにとらわれて大量にまとめ買いをするのではなく、「必要な分を必要なだけ買う」、「常温で長期保存できる食料品で食材管理」を、まず実践してみては、と話す。