ウタマロクリーナーは、換気扇・キッチン・お風呂・トイレなど、家中の掃除に幅広く使える便利な洗剤です。また中性で環境に優しく、素手で触っても手が荒れにくくなっています。しかし万能と思われているウタマロクリーナーにも、使用不可の製品があるのをご存じですか。
あさひ(asahi_simplelife)さんは、ウタマロクリーナーが使えない製品をinstagramで紹介しています。どのような製品が当てはまるのでしょうか。
ウタマロクリーナーが使えない製品の代表格は、革製品です。使うと変形してしまうため、注意しましょう。
革製品をきれいにするには、専用の道具を使います。革靴なら、革靴用クリーナーで汚れを落とすのがおすすめです。
またウタマロクリーナーは、水拭きできない家具や床にも使えません。洋服ダンスやテーブルなど、木製の塗装家具には使わないようにしましょう。
掃除する際には、クイックルワイパーや乾いた布などでホコリを取ります。取れにくい汚れがある場合は、専用の洗剤を使いましょう。
テレビの液晶画面やプラズマディスプレイの画面にも使用不可です。スプレーすると、画面の内部に洗剤が垂れて故障の原因につながります。
テレビの画面をきれいにするには、水で濡らしたキッチンペーパーをしっかり絞って拭きましょう。その後、乾いたキッチンペーパーで水分を拭いて仕上げます。
銀製品にもウタマロクリーナーが使えません。「知らなかった」という人が多いのではないでしょうか。ウタマロクリーナーを含む掃除用洗剤には界面活性剤が含まれています。その硫黄成分が銀と反応して、銀製品が変色してしまうためです。
ここで、銀製品をきれいにする方法を紹介しましょう。まずアルミホイルをお皿などに敷いて、お湯を入れます。
お湯に中にきれいにしたい銀製品を置きましょう。その上に、小さじ1杯の重曹を入れます。
5分ほど置くときれいになるので、水洗いしてから柔らかい布などで拭いて仕上げましょう。ただしこの方法はパールや天然石、メッキ製品などには使えないため、注意が必要です。
このようにウタマロクリーナーが使えない製品は意外とあります。ご紹介した製品を参考に、ウタマロクリーナーの正しい用途をマスターしましょう。
[文・構成/grape編集部]