債務超過なのに住宅建設の手付金 50万円詐欺の疑いで社長逮捕のアポロホーム 厚生年金や健康保険など約1400万円を滞納 愛知・尾張旭市

愛知県尾張旭市の住宅メーカーの社長が、住宅建設の手付金をだまし取ったとして逮捕された事件で、この住宅メーカーが、厚生年金や健康保険などおよそ1400万円を滞納していたことが新たにわかりました。
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愛知県尾張旭市の住宅メーカー「アポロホーム」の社長、永指秀明容疑者(44)は2021年9月、会社が債務超過で家を建てられる経営状態ではなかったにもかかわらず、愛知県知立市の女性から住宅を建設する際の手付金50万円をだまし取った詐欺の疑いで、11日朝、送検されました。
CBC
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その後の関係者への取材で、アポロホームが2020年3月から2021年7月までに、会社が支払うべき厚生年金や健康保険など、あわせて1400万円ほどを滞納していたことが新たにわかりました。
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その後、2021年11月に、アポロホームは破産手続きを開始しています。警察によりますと、アポロホームが客に住宅を引き渡していない事例は20件以上はあり、これらの契約で約7億5000万円が支払われていたということです。