『できるかな』高見のっぽさん訃報に悼む声 昨年死去もいま公表の理由は…

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NHK教育テレビ(現NHK Eテレ)『できるかな』で“ノッポさん”として親しまれた俳優で作家の高見のっぽさんが昨年死去していたことが、きょう10日に報じられ、悲しみの声が上がっている。
高見さんは昨年9月10日に心不全のため88歳で死去。持病などはなく「風のように旅立った」そうで、葬儀は近親者で執り行われたとのこと。
関係者によると周囲を騒がせたくないという本人の希望もあってこれまで公表されていなかったそうだ。
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1970年から1990年まで約20年間にわたり放送された『できるかな』で“ノッポさん”として出演していた高見さん。
ノッポさんといえば、「でっきるっかな、でっきるっかな」という歌に合わせた動きと、無言で行うジェスチャーを交えての工作。相棒「ゴン太くん」とのコンビも話題で、最終回では「あーあ、喋っちゃった」と初めて言葉を発して衝撃が走った。
そんな高見さんは自身の訃報を半年以上ふせるよう望んでいたとのことで、今のタイミングで公表に至ったのは今日5月10日が誕生日であることが理由のようだ。
この訃報に「えっ、の、のっぽさんが!?」「ショック」「あかん、仕事の休憩中だけど泣いちゃいそう…」などと驚きや悲しみの声のほか、「のっぽさんには大変お世話になりました」「のっぽさんありがとう」「天国で初代ゴン太くんと沢山おもちゃ作ってね」「ご冥福をお祈りします」などと感謝や祈りの声が上がった。
当時子供だった人からは「小学校の頃学校の授業でノッポさんを観た」との声もあり、「喋らないノッポさんが不思議でした」「最終回に喋ってビックリした記憶が甦りました」「翌日『ノッポさんが喋った』という話はクラスでちょっとした騒ぎになりました」と懐かしむ人も。
また、公表を遅らせたことについて「みんなを考えてくれているノッポさんらしい粋な姿」「亡くなったあともプロだなぁ」との声も上がっている。