将棋の藤井聡太六冠は、13日から「名人戦」第3局に臨みます。勝てばまたも偉業達成に王手となります。
伝統と格式のある名人戦。七番勝負でここまで渡辺明名人に2連勝している藤井六冠は、13日からの第3局に勝てば「七冠達成」と「史上最年少名人」に王手がかかります。
12日は対局場となる大阪府の高槻城公園芸術文化劇場で、会場の空調や駒などをチェックする検分に臨みました。
藤井六冠:
「第1局・第2局と対局して、持ち時間9時間の感覚であったり、改善すべき点もある程度見えてきたところもあるかなと思います。よりいい内容にできればと思います」
渡辺名人:
「前局の負け方がちょっとよくなかったので、それをまずは払拭できるような将棋を指していきたいなと思っています」
2人はその後会場を移動し、前夜祭に参加。ファンを前に注目の一局への意気込みを語っていました。
名人戦第3局は13日午前9時からです。