国道357号に「検見川立体」整備開始 渋滞緩和へ国交省関東地方整備局 スマートIC新設に合わせ

国土交通省関東地方整備局は、千葉市内の国道357号の渋滞緩和策として「検見川立体」の整備事業を始めると発表した。本年度は2500万円をかけ、工事発注に向けた測量や設計などを行う。
同国道の渋滞緩和策では、同市中央区塩田町から同区問屋町までの約5キロで道路拡幅事業を実施。本年度は3億円を充て設計や用地買収を行う。また、船橋市の末広橋で東京方面行きの車線を一つ増やす工事に着手する。
検見川立体は東関東自動車道の「(仮称)検見川・真砂スマートインターチェンジ(SIC)」の新設に伴う渋滞対策。市原方面行きの千葉西警察入口交差点~稲毛浅間神社前交差点区間約2・2キロを連続立体化する。
同SICは千葉市とNEXCO東日本が連携して整備を進めている。