自宅で作るおにぎりはベタつく… 『あれ』をちょっと入れるだけで? 「手につかない」「うまい!」

忙しい朝のお弁当作り。簡単に食べられておいしいおにぎりは、主婦の強い味方です。
筆者は子供達が昼に食べることを想定して、いろいろと工夫はしているものの、おにぎりはラップに包むと蒸気でご飯がベトベトに…。味もなんだかイマイチに感じていました。
「コンビニのおにぎりは冷めてもおいしいのに…」と悔しがっていた筆者。するとママ友が「簡単に再現できるレシピがあるよ」と教えてくれました。
早速、そのレシピを使っていつものおにぎりと、どう味が変わるのかを比較してみようと思います!
今回用意した材料は以下の通りです。
【材料】
・米 2合
・塩 小さじ1
・サラダ油 小さじ1
・酢 小さじ1
・白だし 小さじ1
味の違いを比較するため、1つの炊飯器はいつものように米を炊き、もう1つの炊飯器には米2合に、塩、油、酢、白だしを小さじ1の割合で投入。軽く混ぜてから米を炊きます。
調味料を入れる順番は特に気にしなくてOK。小さじ1という分量にだけ注意して炊きましょう。
油と調味料を入れた状態がこちら。これだけで本当にコンビニのように、冷めてもおいしいおにぎりができるのでしょうか。
早速炊飯器を2台使って、同じ時間でご飯を炊いていきましょう。
炊き上がった米がこちら。
右側のピンクの茶碗に入っているご飯が『コンビニのおにぎり』を再現したご飯です。写真だと分かりずらいのですが、実物をよく見ると油でコーティングされた米が、つやつやしています。
食べてみた感想としては、はじめは普通のご飯がおいしく感じられました。

調味料が入ったコンビニ風のご飯は食べ慣れてないせいか、やや酢飯っぽい味わいになってしまったという印象です。
しかし食べ進めていくうちに、どんどんおいしく感じはじめ、不思議なことに食べ終える頃にはすっかりコンビニ風のご飯にハマってしまった筆者。まさに、止まらないおいしさです!
この後、おにぎりを作ってみましたが、調味料を入れたほうはご飯が崩れません。一つひとつの粒が立っている感覚です。
普通のごはんは、握っている時から手に米粒が張り付く感じがしました。
おにぎりにした状態も食べてみると、すぐに調味料を入れたおにぎりだと分かりました!味の違いはもちろんですが、食感がまったく違うのです。
コンビニ風のおにぎりは、米が油でコーティングされているせいか、米が全然手にくっつきません。
翌朝は、レシピ通りに炊いた米を娘のお弁当に入れてみました。
娘に聞いたところ「おにぎりにしたらおいしいけれど、ご飯として食べるなら普通に炊いたほうがいい」とのこと。
一つひとつの粒が独立しているので、おにぎりにしないと、ごわごわとした食感になってしまうようです。
自宅にある調味料で簡単に再現できる、コンビニ風の『冷めてもおいしいおにぎり』。気になった人は試してみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]