鮮やかな紫色!“カキツバタ”が見頃迎える 特徴はウサギの耳のような形♪【新潟・柏崎市】

新潟県柏崎市の公園に咲くカキツバタが見頃を迎えていて、過ごしやすい天気となった5月16日は多くの人が訪れていました。

【記者リポート】
「青空が広がる柏崎市。こちらの公園では鮮やかなカキツバタが咲き誇っていて、きょうは心地よい風の中、甘い香りが一面に広がっています」

柏崎市の「柏崎・夢の森公園」で見頃を迎えているのは、鮮やかな紫色のカキツバタです。

この公園には約3万本が植えられ、16日現在で6割ほどが開花。

花がウサギの耳のような形をしていることから英語では「ラビットイヤーアイリス」と呼ばれています。

【訪れた人】
「すばらしい、本当に。きょう初めて来た」

【訪れた人】
「十日町市から来た。近いから。きょうは天気もいいし。きれい」

公園では地元の人がボランティアとして訪れた人へカキツバタの魅力などを紹介。

カキツバタは一見、アヤメに似ていますが、その見分け方は花びらの付け根などにあると言います。

【水辺ガイド 数森康二さん】
「複雑な編み目模様があるのがアヤメの特徴。カキツバタは同じ場所を見ると、編み目模様はない。白い筋が一本走っているだけ」

また、カキツバタはアヤメよりも葉の幅が2倍ほど太いほか、水辺などの湿地に生えるのも特徴だということです。

【水辺ガイド 数森康二さん】
「こういうふうに親しみを持ってもらい、カキツバタを楽しんでもらう。カキツバタの良さを知ってもらえれば」

カキツバタの開花は5月19日ごろにピークを迎える見込みです。