水あかや尿石の汚れを落とす効果がある「クエン酸」。主にお風呂場やトイレなど、水回りの掃除に使われる機会が多いアイテムです。天然由来の成分で安全に使えることから、ご自宅で愛用しているという人も多くいるでしょう。しかしクエン酸の用途は、水回りの掃除だけにとどまりません。
時間をかけない掃除術をinstagramで発信しているぴえーる(pierre_life_style)さんが、意外な活用方法を紹介しています。どのような用途に使えるのか、みていきましょう。
ぴえーる|夫婦仲がよくなる掃除術(@pierre_life_style)がシェアした投稿
部屋で焼肉や鍋をした翌日、部屋やカーテンが臭うということがありませんか。部屋のカーテンは、食べ物やタバコなどさまざまな臭いを吸収しています。
洗濯するほどでもないけれど、臭いが気になる。そんな場合には、クエン酸水をスプレーしましょう。クエン酸はタバコやアンモニアの臭いを中和する働きがあるため、消臭効果が期待できます。
水200mlにクエン酸を小さじ1杯を溶かすと、クエン酸水の完成です。スプレー容器に入れて使いましょう。
クエン酸は、炊飯器の臭いにも効果的です。炊飯器で長時間ご飯を保温しておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いが付くことがあります。
炊飯器の臭いを取るには、内釜に水を半分以上入れ、クエン酸を20gほど入れましょう。早炊きモードのスイッチを押して加熱します。スイッチが切れたらふたを開けて、炊飯釜と内ぶたを洗い周りに付いた汚れをきれいに拭き取り、完了です。
ふたを開ける時、釜の中の水が熱くなっているので注意しましょう。
気温が上がってくると気になるのが、排水口の汚れ。この汚れを落とす場合は、クエン酸と重曹の組み合わせが便利です。排水口に重曹とクエン酸を入れると、シュワシュワと泡立ちます。
泡を水でしっかり流すと、排水口がきれいになっているのが分かります。排水口の汚れはぬめりがあり、手で掃除するのは控えたいという人もいるかもしれません。この方法なら、手を使わずに簡単に掃除できるのでおすすめです。
クエン酸を使った意外な掃除術に、驚かれた人もいるのではないでしょうか。ここでご紹介したクエン酸の活用方法を、ご自宅の掃除で実践してみましょう。
[文・構成/grape編集部]