中国生まれの小さな電気自動車が日本に! 福島で現地生産の計画も?

「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2023~自転車・電動モビリティまちづくり博~」(新宿住友ビル三角広場にて5/12~5/13に開催)の会場で小さな電気自動車(EV)を発見した。アパテックモーターズという企業のブースで、聞くと中国製EVを日本でリース販売しているらしい。そのうち福島県でEVを製造する計画もあるとか?

○軽自動車かと思いきや…

アパテックモーターズが展示していたのは「OHKUMA」と「Air EV」の2台。同社では現在、中国製EVの部品を輸入して組み立て、レンタカー事業者などにリース販売を実施しているという。すでに3,500台のバックオーダーが入っており、2023年中に1万台の販売を目指す意向だという。

ちなみに、見た目から軽自動車かと思ったのだが、全幅が軽自動車の規格よりほんの少しだけ大きいため、軽では登録できなかったという。

アパテックモーターズでは福島県の大熊町に工場を建設し、EVの製造・販売を実施すべく準備を進めている。 今は土地取得に向けて動いているそうで、早ければ来年にも着工し、同年中にEVの生産を始める方針だ。日本で作るEVについては軽自動車の規格を想定しており、全幅も含め軽の規格を満たすクルマを作るべく新しく金型を作る予定だという。