連日続く季節外れの暑さ!マスクメロンやトウモロコシなど旬の野菜や果物への影響は?野菜のスペシャリストに聞いてみた【チャント!調査隊】

視聴者の身近な疑問や地域の困りごとを徹底調査する「チャント!調査隊」。今回は連日続く季節外れの暑さで、これから気になるのが食卓を彩る旬の野菜や果物への影響がどうなっているのでしょうか、野菜のスペシャリストに聞いてきました。
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気温がぐんぐん上がり、ことし初の真夏日となった5月17日の名古屋市内。最高気温は33.3℃、岐阜県の揖斐川町では35.1℃と、各地で季節先取りの厳しい暑さが続いています。
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訪れたのは渥美半島で採れた新鮮な野菜や果物が並ぶ、愛知県田原市の「道の駅」。野菜ソムリエの吉川さんに話を伺うと…。
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(野菜ソムリエ吉川陽子さん)「こちらはイエローキング(メロン)。例年より気温が高かったせいで、本来ならGW前後に出荷されるが、(ことしは)4月下旬ごろに出荷された」
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つるりとした黄色い皮が特徴の「イエローキングメロン」。春先の暑さの影響で育ちが早く、例年より10日ほど早い出荷になりましたが、大きさや甘さは例年とほぼ変わらないとのこと。
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また、夏に向けて多く出荷されるマスクメロンやトウモロコシ。こちらは今のところ、暑さの影響はないということです。
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しかし、去年は猛烈な暑さでベビーリーフの葉が溶け、出荷できなくなったという事態も…。(野菜ソムリエ 吉川陽子さん)「梅雨の時期の雨の量や気温により、収穫時期が前後すると聞いている。農家でも予想できないといっている」メロンについては、出荷の時期が早まると、お盆の時期に贈答用がなくなるという不安も。
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気象庁の5月から7月までの3か月予報によりますと、東海地方の降水量は、ほぼ平年並みですが、平均気温は平年より高い見込み。これからの食卓を彩る夏野菜や果物。価格の上昇につながりかねない猛暑などが気になるところです。
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