東京大学と共同研究の「100年人生対応次世代住宅」が登場 – ライフスタイルの変化に対応

住協は5月15日、東京大学との共同研究による「100年人生対応型次世代住宅(練馬区大泉町1丁目)」の完成予想パースを公開した。

全4棟の新築住宅「メイクフル」と命名し、2023年6月の完成予定に向け、5月18日より住協ホームページやスーモ等のポータルサイトにて予告広告を開始。販売開始は7月を予定しており(販売価格は未定)、全4棟のうち1棟はモデルハウスとして公開予定だという。

メイクフルの主な特徴としては、まず、2階にアクセスできる外部階段を設けることで、ライフスタイルの変化に対応できるフレキシブルスタイルだという。(例:1階でカフェ経営、2階を居住スペースにする。または、子どもが成長して家を離れたら、2階を賃貸して活用する等)

突き出した塔屋で統一された外観はランドマーク的な存在感を与え、豊かな街並みを創出。2階を賃貸として活用することで空家対策に、二世帯住宅として活用することでコミュニティの若返りにもつながるという。

2階部分には専用の洗面化粧台、シャワー室を備えており、キッチンを設置するための配管も用意し、将来の変化に柔軟に対応できるように設計。高齢化時代に対応できるホームエレベーター設置棟を用意。室内階段がないため遮音性にも優れている。

低層地域における屋上テラスの設置によって、見晴らしの良い眺望を確保。またベランピングやBBQ等、様々なアクティビティが期待できるという。