将棋の藤井聡太六冠は名人戦七番勝負の第4局で渡辺明名人に勝利し、名人奪取に王手をかけました。
福岡県飯塚市で行われていた名人戦七番勝負の第4局。2日目は午前中から渡辺名人が猛攻をしかけますが、藤井六冠がうまくしのぎリードを広げます。
そして午後4時45分、夕食休憩に入る前に渡辺名人が投了。69手で藤井六冠の勝利となりました。
これでシリーズ3勝1敗となり、七冠達成と40年ぶりの最年少名人記録の更新に王手をかけました。
終局後、藤井六冠は「またすぐに対局があるので、スコアのことは気にせずにいい状態で臨めれば」と話しました。
第5局は5月31日と6月1日、長野県高山村で指されます。