ゴミ処理業者の『失敗談』 金庫の依頼で、冷や汗を流したわけ

人々の頭を悩ませることの1つに、ゴミの分別があります。
燃やすゴミや、資源ゴミなどの分別だけでも調べないと分からない時がありますが、それらに加えて、ゴミ処理施設で受け入れできない、いわゆる『処理困難物』と呼ばれるものも。
『処理困難物』は、バイクや消火器、瓦礫(がれき)など、処理施設の機能や技術では処理できないものが該当します。
処理する時には、購入先や販売店に確認するほか、『処理困難物』の受け入れ窓口となっている処理業者へ連絡する必要があるとのこと。
市町村によっては、小型ではない耐火金庫が『処理困難物』になっています。
東京都国立市の一般廃棄物の収集や運搬、産業廃棄物の処理をする株式会社リストは、YouTubeチャンネル『くにたちリスト』で、ゴミの情報について発信しています。
中には、ゴミにまつわる営業の失敗談も。
営業部の松嶋さんは、『処理困難物』の問い合わせとして多い耐火金庫の相談を受けた時、事前確認の一部を怠ったところ、大変な事態になってしまったのだとか…!
通常であれば、事前に耐火金庫の大きさや重さまで聞くところ。
しかし、いつも通りの大きさだろうと思い込んだ松嶋さんは、聞くのを忘れてしまったのです。
当日、たった1人で現場に向かい、実際の金庫を見て…自分のやらかしに気付いたのでした。
しかし、話はそこで終わりません。なんと追い込まれた松嶋さんは、1人で90kgの耐火金庫を荷台まで運びきったのです!
一般的な耐火金庫ならヒョイと持ち上げられる、松嶋さんだからこそできたことですが、できれば、すれ違いは避けたいもの。
ゴミを出す時は、依頼するほうも情報に不足がないかを念押ししたほうが安全でしょう。
[文・構成/grape編集部]