〈J1アルビ〉鳥栖に敗れ連勝逃す… シュート今季最多も“決定力”に課題「精度高めなくては」【新潟】

サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は5月20日、アウェーでサガン鳥栖と対戦しました。

アルビは鳥栖の4倍近いシュートを放ちながらも、セットプレーから失点を喫し敗戦。決定力に課題が残る一戦となりました。

リーグ12位のアルビがアウェーで対戦したのは、勝ち点差1で13位の鳥栖。

今シーズン初の連勝で上位浮上のきっかけをつかみたいアルビは、序盤から仕掛けます。

前半9分、ハーフウェーライン付近でボールを受け、三戸がドリブルでサイドへ流れると、その三戸を追い越し、フリーになった高木からクロス。鈴木がボレーで合わせますが、これはキーパー正面。

チャンスを生かせないアルビに対し、その2分後でした。鳥栖にコーナーキックを与えると、ニアに放たれたボールを小野にフリーで合わせられ、先制を許してしまいます。

少ないチャンスを生かす鳥栖に対し、決定力に泣いたこの日のアルビ。

秋山のクロスにダイレクトで合わせた新井のボールはポストに嫌われ、エンドが変わった後半もキーパーとの1対1の場面を三戸が生かせず。

さらに後半27分、途中出場のダニーロのクロスに高木が頭で合わせますが、これは枠の外。相手のハイプレスをかいくぐり、多くのチャンスを作り出すものの、ゴールを奪うことができません。

すると後半31分、堀米の守備がVARの結果ファールとなり、相手にペナルティーキックを献上。かつてアルビに在籍していた河田にこれを決められてしまいます。

シュート数わずか4本の鳥栖が2ゴール。その4倍近い、今シーズン最多15本ものシュートを放ちながら無得点に終わったアルビ。2-0で敗れ、連勝はなりませんでした。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「悔しいの一言。もう少し、自分たちの精度というものを高めなくてはいけない」

アルビは勝ち点16のままで13位に後退しました。

次の試合は…
〈ルヴァン杯〉5月24日(水)vsアビスパ福岡/ホーム
〈リーグ戦〉 5月28日(日)vsガンバ大阪/ホーム