【女性の推し活】年代・ジャンル別調査結果 – 「にわかファン嫌い」が多いジャンルは?

市場調査から商品のセールスプロモーションやCRMの設計を手がけるオノフは、2023年4月14日~4月16日、全国の女性15~69歳を対象に女性の推し活実態や推し活意識を把握するための調査を実施した。

現在推し活をしている人の割合は全体で42.6%。年齢が下がるにつれて割合は高まり、15~19歳は77.8%と非常に高い結果に。15~19歳は「j-popアイドル(男性)」を推している人が一番多いものの、推しの認知経路として「動画投稿で見て(YouTube、ニコニコ動画など)」が30.9%、「SNSで見て」が29.5%と他の年代と比べても高く、それに伴い「漫画・アニメ・ゲームの登場人物・キャラクター」や「YouTuber等のインフルエンサー」、「k-popアイドル(女性)」を推している人が比較的多い結果も見て取れた。

k-popアイドル(女性)を推している人は、「チームで協力して何かを達成することにやりがいを感じる」「飽きっぽい方だ」「注目の的になることは嫌いではない」などの項目が他よりも高く、チームや人との交流を好み注目の的になる事も好むが、いざ行動するときは一人で動きたいという傾向に。

j-popアイドル(女性)を推している人は、「人付き合いは得意」「自分の意見を主張することが多い」「多人数での行動が好き」が高く、社交的で注目されることを好み、多人数でも意見の主張をするアクティブな印象にある。

女性アイドルを推す人は「ファッション/メイク」をきっかけに好きになった割合も高いことから、推しのファッションやメイクを参考にするなど容姿に気を遣う人も多いのではないか。

推し活をする中での行動・気持ちについて推し活ジャンル別に見てみると、j-popアイドル(男性)を推している人は、「推しが同じ人とは仲良くなれない方だ」が24.5%と他と比べて最も高い結果となった。

k-popアイドル(女性)を推している人は、「「にわかファン」や「新規ファン」は嫌いだ」が他と比べて最も高く、昨今の韓国ブームの背景から、新たに参入してくるファンなどに嫌悪感を抱く人が少なくないのかもしれない。

j-popアイドル(女性)を推している人は、「仕事や勉強中など集中しなければならない時でも、推しのことをつい考えてしまう」が56.8%と他のジャンルを押している人に比べて最も高い結果に。また「推しのおっかけをすることがある」(31.8%)、「推しに認知されるために努力している」(34.1%)も他よりも高く、熱狂的なファンが多いことが読み取れる。