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きょう22日(月)、広島と新潟で黄砂を観測しました。このあと、北海道から九州にかけて、広い範囲で黄砂の飛来が予想されていますので、ご注意ください。
広島と新潟で黄砂を観測 このあと広い範囲で黄砂飛来の可能性
きょう22日(月)午前7時7分、広島で黄砂を観測しました。また、午前7時50分には、新潟でも黄砂を観測しました。いずれも、視程は10キロメートル以上です。このあと、北海道から九州の広い範囲で黄砂の飛来が予想されています。地表付近の黄砂の濃度が高くなると、洗濯物や車に黄砂が付着することがあります。洗濯物は屋内に干した方が良いでしょう。また、午後は広く雨や雷雨が予想されており、黄砂まじりの雨が降る可能性があります。車の汚れにもご注意ください。視程が悪化して、5キロメートル未満になると、航空機の離着陸等の交通に影響が生じることもあるので、注意が必要です。※視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。
黄砂による健康被害を予防するには
環境省によりますと、黄砂の飛来によって、呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。黄砂の健康への影響を予防するには、次の3つのポイントがあります。① 最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。