蛇の目切子を用いた日本酒専用グラスが東京都知事賞を受賞…東京手仕事プロジェクト

伝統工芸の未来をつくる「東京手仕事プロジェクト」の商品発表会が23日、都内で行われ、蛇の目切子を用いた日本酒専用グラス(税込み 3万8500円)が東京都知事賞を受賞した。
色かぶせガラスの側面を18面に平面カットし、底には日本酒猪口の代表的な模様である蛇の目をサンドブラストで加工したという。職人の椎名隆行さんは、「オヤジと弟と作っていて、家族だからこそできたものだと思っています」と喜びを口にした。グラスについて「お酒を注ぐと蛇の目模様が万華鏡のように映るのが特徴。ぜひ手にとって見て欲しい」と魅力を語った。
東京都及び東京都中小企業振興公社が主催する東京手仕事プロジェクトは、2015年にスタート。初披露された19商品は、24日からオンラインショップ「小粋屋東京」などで販売される。