小さな段ボールをカッター1本で大きくする目からウロコの変形技

「荷物を送ろうと思ったら、手持ちの段ボールの長さが少し足りなかった」という経験はありませんか。わざわざ新しい段ボールを買いに行くのも大変です。ほんの少し足りないのなら、簡単な変形技で段ボールを大きくしましょう。
長さが足りない段ボールは、カッター1本さえあれば簡単に変形できます。日々の暮らしに役立つライフハックを発信しているインスタグラマー・えみ(home_kagaya_o1)さんが、動画で実践してくれました。
まず、フタになる部分から底板まで、真ん中を通るように線を引いてマーキングします。マジックでしっかり書いてもいいですし、目立たせたくなければ鉛筆を使ってもよさそうですね。
次にフタ部分に引いた線にカッターを入れ、切れ目を入れましょう。段ボールは思ったより固いので、カッターが滑ったり刃が折れたりしないように気を付けてください。
それから箱をひっくり返し、底板にも同様に切れ目を入れます。
この後は変形作業です。一度すべての面が開くように広げると作業しやすくなります。
切った部分は1枚が2枚になっている状態です。幅は半分になっていますよね。その幅ができあがりの箱の幅となります。
切った部分の1枚のサイズにあわせるように箱を変形させていきましょう。向かい合わせになっていて、カッターを入れていない面を上下それぞれ重ねます。ここが、段ボールの底とフタ部分です。
すると、あっという間に長さが伸びた段ボールができあがったではありませんか!
作業そのものは難しくないのですが、人によっては「ちょっと手間かも」と感じるかもしれません。何回か繰り返すうちに慣れそうなお手軽ライフハックですので、ぜひ練習してみてくださいね。
この方法は段ボールの幅は減ってしまいますが、かなりの長さがプラスされています。送りたい荷物に対して段ボールの長さが足りない時にはぜひ使いたいライフハックですね。
なお、変形した後は切り目や底をガムテープなどで補強することをおすすめします。もともとの規格をアレンジした段ボールなので、形を変えると強度や角の接着面にトラブルが出るかもしれません。
えみさんいわく「覚えておくとめちゃ便利だよ!」とのこと。動画を見ているだけでもうなずけます。サイズが合わない時にはカッターと変形テクニックで乗り切りましょう。
えみ ¨ 日々の掃除や暮らしのお役立ち情報(@home_kagaya_o1)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]