新潟県長岡市の中学校で24日、交通事故の瞬間を再現した自転車の交通安全教室が開かれました。生徒たちは自分の命を守るためには何が必要かを考え交通ルールと向き合いました。
時速40キロの車と自転車が衝突すると…中学生からは悲鳴も聞かれました。
長岡市の江陽中学校で開かれたのはスタントマンが実際にあった事故を再現する交通安全教室です。
新潟県内では今年、自転車の事故が106件発生し、2人が死亡しています。
先月から着用が努力義務となったヘルメットもあご紐を締め忘れると、ヘルメットが飛び、頭を強く打ってしまう危険があります。
【生徒】
「学校関係で自転車に乗る時は(ヘルメットを)つけてるんですけど、友達と遊びに行く時はあまりつけてないので、すごく怖くなったのでこれからはつけようと思います」
【生徒】
「自転車に乗る時は自分のことだけじゃなくて、周りにも影響があることを頭に入れながら一つ一つ確認したい」
【長岡警察署 金塚傑之交通課長】
「頭を守ることは大切ですので自分の身は自分で守るということでヘルメットの着用は必ず行って欲しい」
生徒たちは交通ルールとともにヘルメットの重要性も再確認していました。