気持ちの良い青空が広がり、田植え日和となった5月25日の新潟県内。長岡市山古志地区では、歌手の小林幸子さんが田植えに汗を流していました。
長岡市山古志地区に姿を見せたのは、新潟市出身の歌手・小林幸子さん。実は、この田んぼ…
【長谷川珠子アナウンサー】
「毎年、地元の人と協力しながらお米を育てている小林幸子田です。今年も、幸子さんが地元の子どもたちと一緒に田植えをします」
中越地震からの復興を願い、被災者を支えようと2006年に名づけられた『小林幸子田』。
毎年、小林さんが田植えと稲刈りを行い、復興米を育てています。
この日は、4年ぶりに会う山古志小学校の児童10人と180kg分の苗を植えていきました。田植えを全力で楽しむ児童たちの一方で…
【小林幸子さん】
「腰、いった~!」
小林さんは腰の痛みと闘いながらも、丹精込めて田植えに励んでいました。
【児童】
「久しぶりに(幸子さんに)会えて、初めての田植えをして楽しかった」
【児童】
「転んだりしたけど、上手に植えられて楽しかった」
小林さんも田植えを通して子どもたちからパワーをもらったようです。
【小林幸子さん】
「宝は子どもだと思う。子どもがお腹いっぱいになって、今みたいな笑顔・声をずっとずっと聞いていきたい」
小林さんは秋に稲刈りを行い、今年は収穫したコメを子ども食堂に届ける予定です。