ビー・エム・ダブリューは全世界1,500台限定生産の”究極のBMW Mモデル”「BMW M3 CS」の注文受付を開始した。BMWオンライン・ストア限定で5月31日午後11:59まで注文を受け付ける。
○0-100km/h加速は3.4秒!
「BMW M3」はサーキットでの圧倒的な走行性能を持つハイ・パフォーマンス・モデルでありながら、4ドアモデルとして日常走行での実用性を併せ持つドライビング・マシンだ。
今回発表の「BMW M3 CS」は「BMW M3 Competition M xDrive」をベースに約20kgの軽量化、約40馬力の出力向上を実現。「BMW M3 CS」のCSは「Competition Sport」の略だ。
デザインは「BMW M3 Competition M xDrive」をベースとし、ボンネットにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用して軽量化を図った。さらにはキドニー・グリル、エア・インレット、ドアミラー・キャップ、ディフューザーなどにもCFRPを採用することで、存在感を高めている。
イエローのデイ・ライトを備えたレーザー・ライトを装備。トランク・リッドなどのモデル・バッチは、ブラックをベースにレッド・アクセントをきかせることで特別感を演出している。
インテリアはセンター・マーク付きMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボン・ファイバー・トリム、専用CFRP製センターコンソール、前席にMカーボン・バケット・シートなどを採用。レーシング・シーンを彷彿とさせるデザインが印象的だ。一方で、リヤシートには大人3人が座れるスペースを確保しており、日常使いでの優位性も兼ね備えている。
またドライビング・ダイナミクスでは、「BMW M3」に搭載されるエンジンをベースに、1.7barから2.1barにブーストアップすることで「BMW M3 Competition M xDrive」に比べ出力を約40PS向上し、405kW/551PSとした。軽量化の実現により、0-100km/h加速は3.4秒を実現している。
シャシーは「BMW M3 Competition M xDrive」をベースに路面追従性、キャンバー強度、ダンパーのレスポンスを向上させるため、ボール・ジョイント箇所を4カ所増加し、14カ所としている。専用サスペンション、専用スタビライザー、レッド・ハイグロスのMカーボン・セラミック・ブレーキを標準装備することで、サーキットにおける究極のドライビング性能を発揮する。
日本国内は30台限定での導入。限定台数より注文数が上回った場合には厳正な抽選により、2023年7月初旬までに当選者を決定。納車開始は2023年第三四半期以降を予定している。メーカー希望小売価格は1,998万円。