ツナグ働き方研究所は1月27日、「アルバイト採用ブランド力調査」の結果を発表した。同調査は2022年8月25日~30日、全国のアルバイト求職者16~69歳1,200人を対象に、インターネットで実施した。
アルバイト選択重視項目について調べたところ、昨年の1位だった「安心して働けそう」と「通いやすい場所にある」が同率で1位となった。3位は「希望の時間で働けそう」、4位は「自分でも働くことができそう」で、3~9位まで前回と変動はなかった。
しかし、「安心して働けそう」昨年比で-0.6ポイント、また5位の「職場環境がよさそう」は昨年比-1.3ポイントと、コロナケアを意識した項目のスコアが一気に低下している。一方で、「自分でも働けそう」が昨年比+0.9ポイント、「仕事内容に興味がある」が昨年比+0.9ポイントと、仕事内容自体を重視するスコアが上昇している。
ブランドランキングでは、「ダイソー」が1位、「セリア」が2位と「100円ショップ業界」が昨年に続き1位2位を独占した。3位には昨年6位の「カルディコーヒーファーム」がランクインした。
3年連続で総合1位を獲得した「ダイソー」は、今回も重視度が高かった「場所」「安全」「時間」という「働きやすさ項目」で軒並み評価が高かった。カルディコーヒーファームは「自分でも働けそう」が4位、「仕事内容に興味がある」が2位と、仕事関連項目のスコアが突出している。
今回の調査では、5位の「クスリのアオキ」、トップ10外ながら順位を上げた「ウエルシア」など、ドラッグストア業界の健闘が目立った。特に「クスリのアオキ」は、昨年14位からの5位にランクアップしており、ドラッグストア業界の中でもトップの座についている。