20代「街中で知り合いを見つけても気づかないふりをする」人の割合は?

クロス・マーケティングは5月24日、「人との距離感・関わり方に関する調査(2023年)」の結果を発表した。調査は5月19日~21日、全国の20~69歳の男女1,100名(各年代220名)を対象にインターネットで行われた。

家族や親しい人以外の人とのコミュニケーションに対する積極度(積極的+やや積極的と回答した割合)を調べたところ、平均で21.0%という結果に。特に20代では30.0%と高かった一方、40代は「消極的・やや消極的」と回答した人が49.1%を占めた。

また、知り合いではない人との距離感・関わり方を聞いたところ、「前を歩く人が落とし物をしたら声をかける」(49.1%)が全年代でトップに。その割合は年齢と比例して高くなる傾向にあり、20代は37.3%と平均を大きく下回ったのに対し、60代では61.4%までに上昇。そのほか、20代・30代では「ふらっと入ったお店で店員さんに接客されると出たくなってしまう」(20代21.4%で3位、30代23.2%で2位)が上位に入った。

一方、知り合いとの距離感・関わり方に関しては、「大勢の知り合いの前で注目されることは避けたい」(28.0%)、「大勢の知り合いを前にして何かを話すのはいやだ」(24.5%)、「街中で知り合いを見つけたら気付かないふりをする」(22.5%)がトップ3に。年代別にみると、20代の1位は「街中で知り合いを見つけたら気付かないふりをする」で、約3割(29.5%)に達した。