IBJは1月31日、「貯蓄と資産」に関する調査結果を発表した。調査は2022年9月5日~11日、日本結婚相談所連盟で婚活中の男女1,392人(男性805人、女性587人)を対象にインターネットで行われた。
まず、婚活者の資産運用の状況について調査したところ、58.8%が貯金以外にも「資産運用をしている」ことが明らかに。内訳をみると、男性は「株式投資」(59.1%)や「投資信託」(58.5%)、女性は「投資信託」(71.9%)に続き、3割が「株式投資」「iDeCo」「貯蓄型保険」を行っており、女性は少額かつリスクの低い投資信託を選ぶ傾向がうかがえた。
また、貯蓄を始めた年齢を教えてもらったところ、男性は20歳~34歳、女性は20歳未満~29歳までがボリュームゾーンとなり、女性の方がより早い段階で、将来のことを見据えて計画的に行動しているよう。貯蓄を始めたきっかけや目的については、男女共に「いざという時の為」(男性63.9%、女性72.4%)が最も多く、次いで「老後の為」(同54.4%、56.2%)が半数を超えたほか、男性は「婚活・結婚の為」(同26.3%、17.5%)や「子供の為」(同20.7%、13.8%)に貯蓄をしている割合が、女性に比べて高かった。
最後に、本気で結婚を意識し始めた年齢をうかがったところ、男性は30歳~39歳、女性は25歳~34歳がボリュームゾーンに。貯蓄を始めた年齢と照らし合わせると、男女共に、結婚を本気で意識する5年前くらいから貯蓄を始めていることが分かった。